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ふみどころ
ふりがな文庫
“ふみどころ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
踏処
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
踏処
(逆引き)
よじって伸ばす白い
咽喉
(
のど
)
が、
傷々
(
いたいた
)
しく伸びて、
蒼褪
(
あおざ
)
める頬の色が見る見るうちに、その咽喉へ
隈
(
くま
)
を薄く
浸
(
にじ
)
ませて、
身悶
(
みもだえ
)
をするたびに、
踏処
(
ふみどころ
)
のない、つぼまった
蹴出
(
けだし
)
が乱れました。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
もっとも線路の見当は
大概
(
おはず
)
に着いてたけれども、
踏処
(
ふみどころ
)
が悪いと水田へ
陥
(
はま
)
る。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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