ちょう)” の例文
彼が本丸の屋根によじれば、金吾もすばやく大屋根にのぼって、彼と十二、三間の間隔を、一ちょう、一歩にちぢめてゆく。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天龍てんりゅうを乗っきって、しゃ笠井かさいさとへあがったのも夢心地ゆめごこち、ふと気がつくと、その時はもう西遠江にしとおとうみ連峰れんぽうの背に、ゆうよのないがふかくしずんで、こく一刻、一ちょうそくごとに
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)