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詩経
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しきょう
ふりがな文庫
“
詩経
(
しきょう
)” の例文
その漢学者からは捨吉もまだ少年の時分に
詩経
(
しきょう
)
の
素読
(
そどく
)
なぞを受けたことのある人だ。茶の間の柱のところへも行って
倚
(
よ
)
りかかって見た。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
歌にていはば万葉調、俳句にていはば
曠野
(
あらの
)
調、詩にていはば『
詩経
(
しきょう
)
』とか何とかいふ、
極
(
ごく
)
古き調の上において始めてしか申すべきにやと存候。
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
益々力を入れて八歳の時には弘道館述義と、
詩経
(
しきょう
)
の一部と、
易経
(
えききょう
)
の一部を教えて下すったものであるが、
孝経
(
こうきょう
)
は、どうしたものか教えて下さらなかった。
父杉山茂丸を語る
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
外
(
ほか
)
の者は
詩経
(
しきょう
)
を読むの
書経
(
しょきょう
)
を読むのと
云
(
い
)
うのに、私は
孟子
(
もうし
)
の
素読
(
そどく
)
をすると云う次第である。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
かの『
詩経
(
しきょう
)
』には「顔如蕣華」とある。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
▼ もっと見る
『
詩経
(
しきょう
)
』に
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
信州
上田
(
うえだ
)
の人で
児玉
(
こだま
)
政雄
(
まさお
)
という医者がひところ馬籠に来て住んでいたことがある。その人に『
詩経
(
しきょう
)
』の
句読
(
くとう
)
を受けたのは、半蔵が十一歳の時にあたる。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“詩経”の解説
『詩経』(しきょう、詩經、Shījīng)は、全305篇からなる中国最古の詩篇。儒教の経典である経書の一つに数えられる。 先秦時代には単に「詩」と呼称されたが、後漢以降、毛氏の伝えた『詩経』のテキスト・解釈が盛行したため、「毛詩」という名で呼ばれるようになった。宋代以降に経典としての尊称から『詩経』の名前が生まれた。
(出典:Wikipedia)
詩
常用漢字
小3
部首:⾔
13画
経
常用漢字
小5
部首:⽷
11画
“詩”で始まる語句
詩
詩人
詩歌
詩吟
詩箋
詩賦
詩篇
詩歌管絃
詩心
詩子