“詩箋”の読み方と例文
読み方割合
しせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「一詩箋(しせん)後便迄(まで)に社中の者どもに書かせ差上げ申す可く候。万(よろ)づ後便に申し洩(もら)し候。頓首(とんしゅ)。春道様。四月二十日。藍。」
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
詩箋(しせん)を持って、文八は、門のそとへ出たが、貼ったほうがいいか、また要(い)らざることか、なお迷っていた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
フムと感心のコナシありて、此子(このこ)なか/\話せるワエと、忽(たちま)ち詩箋(しせん)に龍蛇(りうだ)はしり、郵便箱(いうびんばこ)に金玉(きんぎよく)の響(ひゞき)ある事(こと)になるとも、我(われ)また其夜(そのよ)の思寝(おもひね)に和韻(わゐん)の一詩(し)をすら/\と感得(かんとく)して
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)