“龍蛇”のいろいろな読み方と例文
新字:竜蛇
読み方割合
りうだ50.0%
りゅうだ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
フムと感心のコナシありて、此子このこなか/\話せるワエと、たちま詩箋しせん龍蛇りうだはしり、郵便箱いうびんばこ金玉きんぎよくひゞきあることになるとも、われまた其夜そのよ思寝おもひね和韻わゐんの一をすら/\と感得かんとくして
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
さうして、それはの梟娘が蛇体じゃたいに変じたのであらうと伝へられた。しかし彼女は最初からの蛇体であるのか、あるひは入水じゅすいのち龍蛇りゅうだと変じたのか、その議論は区々まちまちついに決着しなかつた。
梟娘の話 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)