角組つのぐ)” の例文
ほりしてはるかな石垣いしがき只中たゞなかへもたゝきつけさうだつたいきほひせて——猶予ためらさまして……トした足許あしもとを、までくだらず、此方こなたひくほりきしの、すぐ灰色はいいろみづる、角組つのぐんだあしうへへ、引上ひきあげたか
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)