“見真似”の読み方と例文
旧字:見眞似
読み方割合
みまね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
般若の面の男 見よう見真似みまねの、からざる踊りで、はい、一向いっこうにこれ、れませぬものだでな、ちょっくらばかり面をつけて見ます了見りょうけんところ
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
次第にれて来て、しまいには夜中看護婦がねむっている間一代のうめき声を聴くと、寺田は見よう見真似みまねの針を一代の腕に打ってやるのだった。
競馬 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
そんなですから私も自然見真似みまねをして、小さな鉢に松や南天などの芽生めばえを植え、庭に出る事が多いのでした。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)