“被為”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なされ66.7%
なす33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから「只今は帰りがけに巴里によりて遊居候その内に帰朝致久振(ひさしぶり)にて御伺申すべく存候御左右その後いかが被為(なされ)入候哉(や)。三十四年八月十八呉(くれ)秀三」
呉秀三先生 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
火急一筆のこと、牧仲儀、今暁錦地へ罷越(まかりこし)候が、不逞浪人輩三五、警固の体に被見受(みうけられ)候に就者(ついては)、油断被為(なされ)間敷、船行、伏見に上陸と被存(ぞんぜられ)候間、以飛脚(ひきゃくをもって)此旨申進候。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
……夢(ゆめ)なんだか、現(うつゝ)なんだか、自分(じぶん)だか他人(たにん)だか、宛然(まるで)弁別(わきまへ)が無(な)いほどです——前刻(さつき)からお話(はな)し被為(なす)つた事(こと)も、其方(そちら)では唯(たゞ)あはあは笑(わら)つて居(ゐ)らつしやるのが、種々(いろ/\)な言(ことば)に成(な)つて
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)