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藝妓
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げいこ
ふりがな文庫
“
藝妓
(
げいこ
)” の例文
新字:
芸妓
町からは
藝妓
(
げいこ
)
が一組來て、梅鉢屋の二階で舞ひを舞うた。村中の人々が殘らず集つて來て、餅撒きに紅白の小餅を拾はうと爭つた。
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
あの
藝妓
(
げいこ
)
は醉はんとえゝのやが、醉ふたらどもなりまへん。せんどもうちの御客さんがいやらしい事いふたとかで、えらい怒らはつてなあ、横ずつぽうを
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
東京
(
とうきやう
)
に
居
(
ゐ
)
て、
京都
(
きやうと
)
の
藝妓
(
げいこ
)
に、
石山寺
(
いしやまでら
)
の
螢
(
ほたる
)
を
贈
(
おく
)
られて、
其處等
(
そこら
)
露草
(
つゆぐさ
)
を
探
(
さが
)
して
歩行
(
ある
)
いて、
朝晩
(
あさばん
)
井戸
(
ゐど
)
の
水
(
みづ
)
の
霧
(
きり
)
を
吹
(
ふ
)
くと
云
(
い
)
ふ
了簡
(
れうけん
)
だと
違
(
ちが
)
ふんです……
矢張
(
やつぱ
)
り
故郷
(
ふるさと
)
の
事
(
こと
)
を
忘
(
わす
)
れた
所爲
(
せゐ
)
だ
月夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
『別に
流行
(
はや
)
つてもゐえしまへんけど、
藝妓
(
げいこ
)
はんがこんなことをして出しやはると、お客さんが口で受けたりしてはりまんがな。』
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「えらい
女
(
をなご
)
はんですなあ。お客さんとらまへて、そのやうな事する
藝妓
(
げいこ
)
はんがおますかいな。それでお商賣が出來るのやろか。男はんいふものはほんまに甘いもんやなあ。」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
▼ もっと見る
町の
藝妓
(
げいこ
)
や娘たちからは、旅役者の
市川鯉三郎
(
いちかはこひざぶらう
)
が
曾
(
か
)
つて受けたほどの人氣が小池の一身に集まつた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「蟒? けつたいな名前だんな。そのやうな
藝妓
(
げいこ
)
はんは、新地にはゐたれしめへんぜ。」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
「……頼朝が更に名姫、……………名高い白拍子、……
藝妓
(
げいこ
)
やなア、其の名妓の伊王といふ女を重衡のところへやつて、千手と伊王と二人で、更直した、……交る/″\お伽をした。……」
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
藝
部首:⾋
18画
妓
漢検準1級
部首:⼥
7画
“藝妓”で始まる語句
藝妓屋
藝妓上
藝妓奴
藝妓衆
藝妓連
藝妓島田