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蒼海
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あをうみ
ふりがな文庫
“
蒼海
(
あをうみ
)” の例文
砂
(
すな
)
の
上
(
うへ
)
に
唯一人
(
たゞひとり
)
やがて
星
(
ほし
)
一
(
ひと
)
つない
下
(
した
)
に、
果
(
はて
)
のない
蒼海
(
あをうみ
)
の
浪
(
なみ
)
に、あはれ
果敢
(
はかな
)
い、
弱
(
よわ
)
い、
力
(
ちから
)
のない、
身體
(
からだ
)
單個
(
ひとつ
)
弄
(
もてあそ
)
ばれて、
刎返
(
はねかへ
)
されて
居
(
ゐ
)
るのだ、と
心着
(
こゝろづ
)
いて
悚然
(
ぞつ
)
とした。
星あかり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
蒼海
(
あをうみ
)
の鯨の
蕪骨
(
ぶこつ
)
醸
(
か
)
み酒のしぼりの粕に
浸
(
ひ
)
でし
嘉
(
よ
)
しとす
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
月
(
つき
)
は
皎々
(
かう/\
)
として
眞晝
(
まひる
)
かと
疑
(
うたが
)
ふばかり、
原
(
はら
)
は
一面
(
いちめん
)
蒼海
(
あをうみ
)
で
凪
(
な
)
ぎたる
景色
(
けしき
)
。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“蒼海”の意味
《名詞》
蒼海(そうかい)
青海原。
(出典:Wiktionary)
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
“蒼海”で始まる語句
蒼海原
蒼海翁