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芳志
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こころざし
ふりがな文庫
“
芳志
(
こころざし
)” の例文
親方様ともろともに肩を並べて世に
称
(
うた
)
わるれば、汝の苦労の甲斐も立ち親方様のありがたいお
芳志
(
こころざし
)
も知るる道理、妾もどのように嬉しかろか喜ばしかろか
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「それで安心。……妾アどうなることかと。……でも、
芳志
(
こころざし
)
には芳志を。……失礼ながら旅用の
足
(
た
)
しに……」
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そなたの
芳志
(
こころざし
)
はうれしく
思
(
おも
)
いますが、こればかりはあきらめてたもれ。
逢
(
あ
)
おうと
思
(
おも
)
えばいつでも
逢
(
あ
)
える
世界
(
せかい
)
であるから
何処
(
どこ
)
に
住
(
す
)
まなければならぬということはない
筈
(
はず
)
じゃ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
世の慾を捨てし我らなればその
芳志
(
こころざし
)
を
受
(
うく
)
るのみ、美味と麁食とを
撰
(
えら
)
ばず、
纔
(
わずか
)
に身をば支ふれば足れりといふにぞ、
便
(
すなわ
)
ち稗の麨を布施しけるに、僧は稗の麨を食し
訖
(
おわ
)
りて
去
(
さり
)
たりける。
印度の古話
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
「どうぞあなたのお
芳志
(
こころざし
)
をお施こしなされてくださいまし」
開運の鼓
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
芳
常用漢字
中学
部首:⾋
7画
志
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
“芳”で始まる語句
芳
芳香
芳醇
芳町
芳年
芳紀
芳賀
芳野
芳幾
芳芬