“艦首”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんしゆ50.0%
トップ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
機關室きくわんしつはたらことあたはず、詮方無せんかたなきまゝ、つてつ、つ、艦首かんしゆから縹渺へうべうたる太洋たいやう波濤なみながめたり、「ブルワーク」のほとりから縱帆架ガーフひるがへ帝國軍艦旗ていこくぐんかんきあほいでたり、機關砲きくわんほうのぞいてたり
……と思ううちに、やがて谷底へ落ち付いた一刹那せつな、次の波の横っ腹に艦首トップを突込んでドンイイインと七噸から十噸ぐらいの波に艦首トップ甲板デッキをタタキ付けられる。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)