トップ
>
臨海
>
りんかい
ふりがな文庫
“
臨海
(
りんかい
)” の例文
乾符
(
けんぷ
)
年中の事、天台の僧が
台山
(
たいざん
)
の東、
臨海
(
りんかい
)
県のさかいに一つの
洞穴
(
ほらあな
)
を発見したので、同志の僧と二人連れで、その奥を探りにはいった。
中国怪奇小説集:08 録異記(五代)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
町の小学校でも
石
(
いし
)
の
巻
(
まき
)
の近くの海岸に十五日も
生徒
(
せいと
)
を
連
(
つ
)
れて行きましたし、
隣
(
とな
)
りの女学校でも
臨海
(
りんかい
)
学校をはじめていました。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
臨海
(
りんかい
)
の
林佑
(
りんゆう
)
、
葉見泰
(
しょうけんたい
)
等
(
ら
)
、潜渓の詩に
跋
(
ばつ
)
して、又
各
(
みな
)
宋太史
(
そうたいし
)
の期望に
酬
(
むく
)
いんことを孝孺に求む。孝孺は果して潜渓に
負
(
そむ
)
かざりき。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
結局王子
臨海
(
りんかい
)
君をして
咸鏡
(
かんきょう
)
道に、順和君を江原道に遣して勤王の軍を募らしめ、王李昭、世子
光海
(
こうかい
)
君以下王妃
宮嬪
(
きゅうひん
)
数十人、李山海、柳成竜等百余人に
護
(
まも
)
られて、遠く
蒙塵
(
もうじん
)
する事になった。
碧蹄館の戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
孝孺
(
こうじゅ
)
の
集
(
しゅう
)
は、
其
(
その
)
人
(
ひと
)
天子の
悪
(
にく
)
むところ、一世の
諱
(
い
)
むところとなりしを
以
(
もっ
)
て、当時絶滅に帰し、
歿後
(
ぼつご
)
六十年にして
臨海
(
りんかい
)
の
趙洪
(
ちょうこう
)
が
梓
(
し
)
に附せしより、
復
(
また
)
漸
(
ようや
)
く世に伝わるを得たり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“臨海”の意味
《名詞》
海に臨むこと。海沿いであること。
(出典:Wiktionary)
臨
常用漢字
小6
部首:⾂
18画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
“臨海”で始まる語句
臨海亭