“脊負(しよつ)” の例文
ナニ宜(よろ)しうがす、私(わたし)が独(ひとり)で脊負(しよつ)て行(ゆ)きます、成(なる)たけ入費(もの)の係(かゝ)らぬ方(はう)が宜(よろ)しうがすから。「宜(い)いかえ。金「エヽ宜(よ)うがすとも。と早桶(はやをけ)を脊負(しよ)ひ焼場鑑札(やきばかんさつ)を貰(もら)つてドン/\焼場(やきば)へ来(き)まして。 ...
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
金絲の綉(ぬひはく)をした上衣(うはぎ)を日(ひ)に煌(きらめ)かして行(ゆ)く大買人(おほあきんど)もあれば、重(おも)さうな荷物を脊負(しよつ)てゆく人足(にんそく)もある、香料(かうれう)の妙(たへ)なる薫(かほり)が折(を)り/\生温(なまぬく)い風につれて鼻(はな)を打つ、兒童(こども)は極樂(ごくらく)へでも行(い)つた氣になつて
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
此音羽(このおとは)まで脊負(しよつ)て來て又(また)脊負(しよひ)返(かへ)す遠方御苦勞何の事はない辨當の供を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)