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聞苦
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きゝぐる
ふりがな文庫
“
聞苦
(
きゝぐる
)” の例文
尤
(
もつと
)
も
先祖
(
せんぞ
)
は
武家出
(
ぶけで
)
であらうが、
如何
(
いか
)
にも
件
(
くだん
)
の、
世
(
よ
)
が
世
(
よ
)
ならばが、
友
(
とも
)
だちの
耳
(
みゝ
)
に
觸
(
さは
)
つて
聞苦
(
きゝぐる
)
しい。
自然
(
しぜん
)
につきあつて
遊
(
あそ
)
ぶものも
少
(
すく
)
なくなる。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「そんな
聞苦
(
きゝぐる
)
しい事を言ふ。おれに誰が學資を出して大學を卒業させてくれたと思ふ。」
半日
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
申ぞ浪人しても
此清長
(
このきよなが
)
が妻ならずや夫に何とて以ての外
聞苦
(
きゝぐる
)
しき
世迷言
(
よまひごと
)
急度
(
きつと
)
省愼居
(
たしなみをり
)
申すべし是此金子は
受納
(
うけをさ
)
めたりとて何も
仔細
(
しさい
)
なき事は汝が申さずとも承知なれ共
然
(
さ
)
ある時は先にも申如く一旦
他人
(
ひと
)
に
惠
(
めぐ
)
みたる金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
“聞”で始まる語句
聞
聞説
聞済
聞分
聞咎
聞惚
聞書
聞糺
聞人
聞合