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聞苦
ふりがな文庫
“聞苦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きゝぐる
60.0%
ききぐる
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゝぐる
(逆引き)
尤
(
もつと
)
も
先祖
(
せんぞ
)
は
武家出
(
ぶけで
)
であらうが、
如何
(
いか
)
にも
件
(
くだん
)
の、
世
(
よ
)
が
世
(
よ
)
ならばが、
友
(
とも
)
だちの
耳
(
みゝ
)
に
觸
(
さは
)
つて
聞苦
(
きゝぐる
)
しい。
自然
(
しぜん
)
につきあつて
遊
(
あそ
)
ぶものも
少
(
すく
)
なくなる。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「そんな
聞苦
(
きゝぐる
)
しい事を言ふ。おれに誰が學資を出して大學を卒業させてくれたと思ふ。」
半日
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
聞苦(きゝぐる)の例文をもっと
(3作品)
見る
ききぐる
(逆引き)
神尾殿、貴殿の御意見は一応
御尤
(
ごもっと
)
もなれど、それではどうやらこの甲府城内の上流の者に、風儀を乱すものがあるように聞えて甚だ
聞苦
(
ききぐる
)
しい、
角
(
かど
)
の立たぬように、御意見のあるところだけを
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
まだ
口慣
(
くちな
)
れませんからお
聞苦
(
ききぐる
)
しうございませう。
明治の地獄
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
聞苦(ききぐる)の例文をもっと
(2作品)
見る
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
“聞”で始まる語句
聞
聞説
聞済
聞分
聞咎
聞惚
聞書
聞糺
聞人
聞合
“聞苦”のふりがなが多い著者
作者不詳
三遊亭円朝
中里介山
泉鏡太郎
森鴎外
泉鏡花