つゞき)” の例文
旧字:
一日丈の小芝居は十二銭で、三日つゞきの大芝居は三十五銭だとつた。三四郎がへえ、へえと感心してゐるうちに、演芸会場の前へた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
西方、西仲町つゞきの処を、里俗大仏横町と云ふ。又、町の東、材木町に通ずる小路を犬糞いぬのくそ横町と曰ひしと云ふ。”
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
うぞ其後そのあとを、それから、」とには他事たじをいふうちがもどかしく、にべもなくつゞきうながした。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
すると原口さんはつゞきをかう云ふ風に述べた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)