粉々こな/″\)” の例文
此時このときいへいて、おほきなさら歩兵ほへいあたまうへ眞直まつすぐに、それからはなさきかすつて、背後うしろにあつた一ぽんあたつて粉々こな/″\こわれました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
さうしてゐるうちにも、縱横に街々を斷ち割る稻光り、後から後からと、雷鳴の波状攻撃は、あらゆる地上の物を粉々こな/″\に打ちくだいて、大地の底に叩き込むやうな凄まじさでした。