“米磨桶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こめとぎおけ75.0%
こめとぎをけ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
米磨桶こめとぎおけもあれば手桶もあり、荷桶もあれば番手桶ばんておけもあり、釣瓶つるべの壊れたのまで、ごろごろしているところを見れば、今日一日の雇いきりに限らず
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ドロドロになった時火からおろしてアイスクリームの器械がなければ半斤入位の茶筒へ入れてふたをピタリとして、米磨桶こめとぎおけのような深い桶の中央まんなかへ置いて
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
(さあ、わたしいて此方こちらへ、)とくだん米磨桶こめとぎをけ引抱ひツかゝへて手拭てぬぐひほそおびはさんでつた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それではうちかへりませう。)と米磨桶こめとぎをけ小脇こわきにして、草履ざうりひつかけてがけのぼつた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)