米磨桶こめとぎをけ)” の例文
(さあ、わたしいて此方こちらへ、)とくだん米磨桶こめとぎをけ引抱ひツかゝへて手拭てぬぐひほそおびはさんでつた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それではうちかへりませう。)と米磨桶こめとぎをけ小脇こわきにして、草履ざうりひつかけてがけのぼつた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)