“米磨汁”の読み方と例文
読み方割合
とぎじる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それが、……赤斑(あかふ)もあれば、死顔は痴呆(こけ)のよう。下痢(くだ)したものは、米磨汁(とぎじる)のようで、嘔吐(はい)たものは茶色をしております。どう見たって、虎列剌に違いねえので……」
顎十郎捕物帳:05 ねずみ (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
赤斑も出れば、痴呆面(こけづら)にもなる。手足の硬直(こわばり)、譫言(うわごと)、……米磨汁(とぎじる)のようなものを痢(くだ)し、胆汁を吐く。息はまだ通っているのに、脈はまるっきり触れない。……なにもかにも同じなんだ。
顎十郎捕物帳:05 ねずみ (新字新仮名) / 久生十蘭(著)