“突(つッつ)” の例文
國「だがねえ旦那え、それは好(い)いが、お前(めえ)さん藪(やぶ)を突(つッつ)いて蛇を出してはいけませんぜ、是りゃアとんでもない喧嘩になりますぜ」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それをとうとう突(つッつ)いてさして取ると、棹のさきで、くるくると舞って、まだ烈(はげ)しく声を出して鳴いてるのに、智慧のある小父さんの鳥さしは、黙って、鰌掴(どじょうづかみ)にして、腰の袋ン中へ捻(ねじ)り込んで
化鳥 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「そう突(つッつ)き散(ち)らかすと、反(かえ)っていけませんよ」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
大「彼処(あすこ)に浪人している時分一つ鍋で軍鶏(しゃも)を突(つッつ)き合っていたんだからのう」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)