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稿
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わら
ふりがな文庫
“
稿
(
わら
)” の例文
このゆゑに此
束
(
たば
)
ねたる
稿
(
わら
)
は
帯
(
おび
)
にはさみてはなたず。また
行
(
ぎやう
)
の中は
无言
(
むごん
)
にて
一言
(
ひとこと
)
もいはず、又母のほか妻たりとも女の手より物をとらず、
精進潔斎
(
しやうじんけつさい
)
は
勿論
(
もちろん
)
也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○秋山の人はすべて冬も
着
(
きの
)
るまゝにて
臥
(
ふ
)
す、
嘗
(
かつ
)
て
夜具
(
やぐ
)
といふものなし。冬は
終夜
(
よもすがら
)
炉中
(
ろちゆう
)
に大火をたき、その
傍
(
かたはら
)
に
眠
(
ねふ
)
る。甚寒にいたれば他所より
稿
(
わら
)
をもとめて作りおきたる
褁
(
かます
)
に入りて眠る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○
稿
(
わら
)
にとぼしきゆゑ
鞋
(
わらじ
)
をはかず、男女
徒跣
(
はだし
)
にて山にもはたらく也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“稿”の意味
《名詞》
(コウ)文章の下書き。
(出典:Wiktionary)
稿
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
“稿”を含む語句
稿本
草稿
原稿紙
原稿
脱稿
腹稿
続稿
稿沓
画稿
未定稿
小稿
原稿料
詩文稿
起稿
米稿
筆稿
鄙稿
第一稿
稿脚衣
稿筵
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