“画稿”の読み方と例文
読み方割合
がこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれからです、さっそく画稿がこうにとりかかり、いくたびか描きあらためて、ようやく、下絵が成ったので、ここへ持ってまいりました。……ともあれ、ごらん下さい。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
春作は、ふた晩も寝ていない眼をして、十数枚の画稿がこうを、すぐそこへ持って来て渡した。
魚紋 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
はからずもその記憶が役だって、画稿がこうの線のひとつひとつになろうとは。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)