“秋葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あきば61.5%
あきは23.1%
あきわ7.7%
しゅうよう7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四郎兵衛さんの会所から秋葉あきば様の常夜灯までの間を虱潰しらみつぶしに数えてみた所で、あの人に気のない花魁などと云ったら、そりゃ指折る程もなかっただろうよ。
絶景万国博覧会 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
この娘がたまと云う子で、母親がなくて、親爺おやじと二人暮らしでいると云う事、その親爺は秋葉あきはの原に飴細工あめざいく床店とこみせを出していると云う事などを知った。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
さればとて故郷の平蕪へいぶの村落に病躯びょうく持帰もちかえるのもいとわしかったと見えて、野州やしゅう上州じょうしゅうの山地や温泉地に一日二日あるいは三日五日と、それこそ白雲はくうんの風に漂い、秋葉しゅうようの空にひるがえるが如くに
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)