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火避地
ふりがな文庫
“火避地”の読み方と例文
読み方
割合
ひよけち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひよけち
(逆引き)
安藤坂
(
あんどうざか
)
は平かに地ならしされた。
富坂
(
とみざか
)
の
火避地
(
ひよけち
)
には
借家
(
しゃくや
)
が建てられて当時の
名残
(
なごり
)
の樹木二、三本を残すに過ぎない。
伝通院
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
あの象は十四日の夕方まで伝馬町の
火避地
(
ひよけち
)
に飾ってあったんだが、
渡初
(
わたりぞ
)
めがはじまって、四人でそれを永田馬場まで担いで行った、……その時には、象の中に死体なぞは入っていなかった。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
小石川富坂
(
こいしかわとみざか
)
の片側は
砲兵工廠
(
ほうへいこうしょう
)
の
火避地
(
ひよけち
)
で、樹木の茂った間の
凹地
(
くぼち
)
には
溝
(
みぞ
)
が小川のように美しく流れていた。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
火避地(ひよけち)の例文をもっと
(4作品)
見る
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
避
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
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火避
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久生十蘭
永井荷風