“渡初”の読み方と例文
読み方割合
わたりぞ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十四日は渡初わたりぞめといって、山車、練物はみな山王のやしろに集まってここで夜を明かし、翌十五日の暁方からそろそろと練り出す。
あの象は十四日の夕方まで伝馬町の火避地ひよけちに飾ってあったんだが、渡初わたりぞめがはじまって、四人でそれを永田馬場まで担いで行った、……その時には、象の中に死体なぞは入っていなかった。