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火除地
ふりがな文庫
“火除地”の読み方と例文
読み方
割合
ひよけち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひよけち
(逆引き)
神田、鎌倉河岸から
雉子橋
(
きじばし
)
ぎわまで、ずっと
火除地
(
ひよけち
)
で、二番原から四番原までのひろい空地は子供たちのいい凧あげ場になっている。
顎十郎捕物帳:07 紙凧
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
祭りの赤い宵空に、夕月の映るを見ながら、竹屋河岸の酒屋の軒ばを出て、ぶら、ぶら、と
火除地
(
ひよけち
)
の桐ばたけを、一角は、よろめいて行った。
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大分後の話だけれども、秋葉の原が
火除地
(
ひよけち
)
であった時分は、夏の月夜などに大和町辺の駄菓子職人の中から、
咽喉自慢
(
のどじまん
)
の連中がやって来て、涼みながら唄をうたったものだという。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
火除地(ひよけち)の例文をもっと
(7作品)
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“火除地”の解説
火除地(ひよけち)とは、江戸幕府が明暦3年(1657年)の明暦の大火をきっかけに江戸に設置した防火用の空地。広義では、同様の趣旨を持った街路である広小路なども含まれる。このため、狭義の火除地を火除明地(ひよけあきち)と呼んで区別する場合もある。
(出典:Wikipedia)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
除
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
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火除
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地雷火
火避地
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柴田宵曲
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久生十蘭