祭りの赤い宵空に、夕月の映るを見ながら、竹屋河岸の酒屋の軒ばを出て、ぶら、ぶら、と火除地の桐ばたけを、一角は、よろめいて行った。
“火除地”の解説
火除地(ひよけち)とは、江戸幕府が明暦3年(1657年)の明暦の大火をきっかけに江戸に設置した防火用の空地。広義では、同様の趣旨を持った街路である広小路なども含まれる。このため、狭義の火除地を火除明地(ひよけあきち)と呼んで区別する場合もある。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
“火除”で始まる語句