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出陳
ふりがな文庫
“出陳”の読み方と例文
読み方
割合
しゅっちん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅっちん
(逆引き)
折からちょうど平賀鳩渓が神田のお
火除地
(
ひよけち
)
に於いて博物会をひらく催しがありますから、その会場の一隅に
出陳
(
しゅっちん
)
して、これを広く世間の人々に見せるのです
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは、先年聖徳太子奉讃展覧会に
出陳
(
しゅっちん
)
した、「娘」と題する徳川中期頃の町娘二人を描いたものでした。
画道と女性:――喜久子姫御用の「春秋屏風」その他――
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
「先頃、平賀源内の博物会があった折、老先生のお知慧を拝借して、女笛師お雪の蝋人形を
出陳
(
しゅっちん
)
いたしましたところが、その前に
佇
(
たたず
)
んで、人知れず涙を拭いていた浪人がございました」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
出陳(しゅっちん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“出陳”の意味
《名詞》
博覧会などに自分の作品などを出品して陳列すること。
(出典:Wiktionary)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
陳
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
“出”で始まる語句
出
出来
出入
出鱈目
出來
出会
出立
出逢
出掛
出雲
“出陳”のふりがなが多い著者
上村松園
吉川英治