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平蕪
ふりがな文庫
“平蕪”の読み方と例文
読み方
割合
へいぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へいぶ
(逆引き)
眼の下の大河を隔てた夕暮富士を越えて、
鮮
(
あざや
)
かな
平蕪
(
へいぶ
)
の中に点々と格納庫の輝くのは
各務
(
かがみ
)
ヶ原の飛行場である。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
末々その
後裔
(
こうえい
)
がこんな海端の
平蕪
(
へいぶ
)
の地に、集合しまた放浪しようとも思わなかったことは同じだが、人間の長所は次々の境涯に応じて組織を拡大し生活ぶりを変え
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
雪が消えてまだ間もあるまいと思われる原は、岩銀杏が隙間もなく密生して、緑青をぶちまけたような
平蕪
(
へいぶ
)
に、珍車、立山竜胆、
四葉塩竈
(
よつばしおがま
)
などが鮮かな色彩を点じている。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
平蕪(へいぶ)の例文をもっと
(11作品)
見る
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
蕪
漢検準1級
部首:⾋
15画
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平
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平素
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平伏
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