“あきば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
秋葉88.9%
秋晴11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃、遠州えんしゅう秋葉あきばの一修験者しゅげんじゃが、越後に逗留していて、上杉家の家中の者からこのはなしを聞き
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ある日の日暮ひぐれどき私たちはこの遊びをしていた。私に豆腐屋とうふや林太郎りんたろう織布しょくふ工場のツル——の三人だった。私たちは三人同い年だった。秋葉あきばさんの常夜燈じょうやとうの下でしていた。
花をうめる (新字新仮名) / 新美南吉(著)
もうあらかたできあがりに近づいて、秋晴あきばれの空にあざやかな建築線けんちくせんをえがきだしている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)