“硝子罎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ガラスびん66.7%
がらすびん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この日も硝子罎(ガラスびん)の甘酒四、五十本ほども並べられしを見たり。霊験(れいげん)のほど思ひ知るべし。
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
家の後(うしろ)には流れの速い川があって、日常の生活はこれで足りていた。飲用にもなった。従弟(いとこ)は自分のために、この川へ硝子罎(ガラスびん)を沈めて鮠(はや)を取ったり、笊(ざる)を持ち出して蜆(しじみ)を拾ったりしてくれた。
由布院行 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
形は概(おほむ)ね手毬(てまり)の様に円く大きく盛上り、色は異(かは)つた種種(しゆ/″\)の複色(ふくしよく)を出して、中には冴(さ)えた緑青(ろくしやう)色をした物さへある。すべて鉢植でなく切花(きりばな)を硝子罎(がらすびん)に挿して陳列して居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)