“がらすびん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ガラスビン
語句割合
硝子壜60.0%
硝子瓶20.0%
硝子罎20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その刺が人の皮膚をつきとほすと、その尖が破れて、その毒の硝子壜がらすびんの中味が傷に滲みるのだ。痛みはそれから来るのだ。けれども、それは危険な痛みではない。解るかい。
のちに聞けば、その凸面鏡は、エルリングが自分でったのである。書棚の上には、地球儀が一つ置いてある。たくの上には分析に使う硝子瓶がらすびんがある。六分儀ろくぶんぎがある。古い顕微鏡がある。
冬の王 (新字新仮名) / ハンス・ランド(著)
形はおほむ手毬てまりの様に円く大きく盛上り、色はかはつた種種しゆ/″\複色ふくしよくを出して、中にはえた緑青ろくしやう色をした物さへある。すべて鉢植でなく切花きりばな硝子罎がらすびんに挿して陳列して居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)