“硝子瓶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ガラスびん66.7%
がらすびん16.7%
ガラスビン16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある日其処そこを通りかゝると、頭を島田しまたに結つた十七八の女が、壺から水をむでうちから持つて来たらしい硝子瓶ガラスびんに入れてゐるのがある。
のちに聞けば、その凸面鏡は、エルリングが自分でったのである。書棚の上には、地球儀が一つ置いてある。たくの上には分析に使う硝子瓶がらすびんがある。六分儀ろくぶんぎがある。古い顕微鏡がある。
冬の王 (新字新仮名) / ハンス・ランド(著)
玄石は、小さい硝子瓶ガラスビンを猫板の上にのせて、注射器を取り上げた。瓶の蓋は開かれた。注射器は中へさしこまれた。玄石は、ちょっと額にしわをよせて、首をかしげた。
二人の盲人 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)