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硝子瓶
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ガラスびん
ふりがな文庫
“
硝子瓶
(
ガラスびん
)” の例文
ある日
其処
(
そこ
)
を通りかゝると、頭を
島田
(
しまた
)
に結つた十七八の女が、壺から水を
掬
(
く
)
むで
家
(
うち
)
から持つて来たらしい
硝子瓶
(
ガラスびん
)
に入れてゐるのがある。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
すると二階の
障子
(
しょうじ
)
がすうと
開
(
あ
)
いて、青い色の
硝子瓶
(
ガラスびん
)
を
提
(
さ
)
げた
須永
(
すなが
)
の姿が不意に
縁側
(
えんがわ
)
へ現われたので
敬太郎
(
けいたろう
)
はちょっと
吃驚
(
びっくり
)
した。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
『多分キップの装置だろうね。
亜鉛
(
あえん
)
を
硝子瓶
(
ガラスびん
)
に入れて置いて、その上に
稀硫酸
(
きりゅうさん
)
を入れるのさ。うまいこと水素瓦斯が出てきてはやみ、やんではまた出てくるんだよ』
街の探偵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
いねは自分の健康を取戻してくれるためにこの世へ生れてきでもしたような琴代のために泣きながら乳をしぼり、小さい
硝子瓶
(
ガラスびん
)
の口までいっぱいにみたして、琴代の小さい棺の中へ入れてやった。
暦
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
硝
常用漢字
中学
部首:⽯
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
瓶
常用漢字
中学
部首:⽡
11画
“硝子”で始まる語句
硝子
硝子戸
硝子窓
硝子扉
硝子越
硝子杯
硝子張
硝子玉
硝子盃
硝子壜