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砲火
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ほうか
ふりがな文庫
“
砲火
(
ほうか
)” の例文
村人たちは、朝ばん、その人間と馬との
銅像
(
どうぞう
)
を見あげては、
砲火
(
ほうか
)
のみだれとぶなかを、馬のしりにむちをくれながら
丘の銅像
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
うちだす砲声も銃声も、いよいよさかんになり、そのはげしい
砲火
(
ほうか
)
のため、耳もきこえなくなりそうだ。
大空魔艦
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
あのはてしない
戦線
(
せんせん
)
で、あるときは、にごった
大
(
おお
)
きな
川
(
かわ
)
を
渡
(
わた
)
り、あるときは、けわしい
岩山
(
いわやま
)
をふみこえて、
頑強
(
がんきょう
)
にていこうする
敵兵
(
てきへい
)
と、すさまじい
砲火
(
ほうか
)
をまじえ、これを
潰滅
(
かいめつ
)
し
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼等の言を聞けば、政府にて決答を
躊躇
(
ちゅうちょ
)
するときは軍艦より
先
(
ま
)
ず
高輪
(
たかなわ
)
の
薩州邸
(
さっしゅうてい
)
を
砲撃
(
ほうげき
)
し、
更
(
さ
)
らに
浜御殿
(
はまごてん
)
を
占領
(
せんりょう
)
して
此処
(
ここ
)
より大城に向て
砲火
(
ほうか
)
を開き、江戸市街を
焼打
(
やきうち
)
にすべし
云々
(
うんぬん
)
とて
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
“砲火”の意味
《名詞》
砲火 (ほうか)
大砲から砲弾を発射する際に出る火。
砲撃。砲弾。
(出典:Wiktionary)
砲
常用漢字
中学
部首:⽯
10画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“砲”で始まる語句
砲弾
砲
砲兵工廠
砲術
砲台
砲丸
砲聲
砲撃
砲架
砲声