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石斧
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いしおの
ふりがな文庫
“
石斧
(
いしおの
)” の例文
建築用
(
けんちくよう
)
の木材は火にて
燒
(
や
)
き切り又は打製
石斧
(
いしおの
)
にて
扣
(
たた
)
き
切
(
き
)
りしなるべし、是等を
括
(
くく
)
り合するには諸種の
繩
(
なわ
)
及び
蔦蔓
(
つたづる
)
の類を用ゐしなるべし
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
鉄槌
(
てっつい
)
から火バナが散り、
石斧
(
いしおの
)
からは、異様な響きと
匂
(
にお
)
いが立った。不気味な
谺
(
こだま
)
、キ、キ、キ……と
腸
(
はらわた
)
をしぼるような何かの
軋
(
きし
)
み。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
石斧
(
いしおの
)
をもったまま、手をヤヨイ号の
残骸
(
ざんがい
)
の方へのばし
氷河期の怪人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
柄は木質にて
朽
(
く
)
ちて居りし事故、
如何
(
いか
)
なる方法にて
石斧
(
いしおの
)
を
括
(
くく
)
り付けしか詳ならされど、
其状
(
そのじやう
)
現今
(
げんこん
)
行
(
おこな
)
はるるタガネと
大差
(
たいさ
)
無かりしならん。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
製法 磨製石斧の
製法
(
せいはふ
)
は現存石器時代人民の
爲
(
な
)
す所に
由
(
よ
)
つても
知
(
し
)
るを得れと、
遺跡
(
ゐせき
)
に於て
獲
(
う
)
る所の
截
(
き
)
り
掛
(
か
)
けの
凹
(
くぼ
)
み有る石片截り目を存する
石斧
(
いしおの
)
、
刄
(
は
)
の
鈍
(
にぶ
)
きもの刄の鋭きもの
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
“石斧”の意味
《名詞》
石器の一種で石造の斧の頭部。
(出典:Wiktionary)
“石斧”の解説
石斧(いしおの/せきふ)は石器の一種で木の柄に取り付けた石製の斧。日本列島では、後期旧石器・縄文・弥生時代において主に樹木の伐採や土掘り、農耕用として使われた。
(出典:Wikipedia)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
斧
漢検準1級
部首:⽄
8画
“石斧”で始まる語句
石斧以外
石斧製造