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がんちゆう
ふりがな文庫
“
眼中
(
がんちゆう
)” の例文
「
己
(
おれ
)
ももう一
返
(
ぺん
)
小六
(
ころく
)
見
(
み
)
た
樣
(
やう
)
になつて
見
(
み
)
たい」と
云
(
い
)
つた。「
此方
(
こつち
)
ぢや、
向
(
むかふ
)
が
己
(
おれ
)
の
樣
(
やう
)
な
運命
(
うんめい
)
に
陷
(
おちい
)
るだらうと
思
(
おも
)
つて
心配
(
しんぱい
)
してゐるのに、
向
(
むかふ
)
ぢや
兄貴
(
あにき
)
なんざあ
眼中
(
がんちゆう
)
にないから
偉
(
えら
)
いや」
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
周三は
奈何
(
いか
)
なる場合にも「自己」を忘れなかツた。そして何處までも自己の權利を
主張
(
しゆちやう
)
して、家または
家族
(
かぞく
)
に就いて少しも考へなかツた。無論家の
興廢
(
こうはい
)
などゝいふことは
頭
(
てん
)
で
眼中
(
がんちゆう
)
に置いてゐなかた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
“眼中”の意味
《名詞》
眼の内。
視界。
意識や関心の範囲の内。
(出典:Wiktionary)
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“眼”で始まる語句
眼
眼鏡
眼前
眼瞼
眼差
眼窩
眼球
眼眸
眼色
眼下