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相済
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あひす
ふりがな文庫
“
相済
(
あひす
)” の例文
旧字:
相濟
室生犀星
(
むろふさいせい
)
君はこれは——今僕の前に坐つてゐるから、甚だ
相済
(
あひす
)
まない気がするけれども——
干物
(
ひもの
)
にして食ふより仕方がない。
食物として
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「俺あ、お
前
(
めえ
)
さんの鼻をひつぱたいて
相済
(
あひす
)
まんだ。俺の鼻をぶつ叩いて気を晴らしてくだせェ。ぺちやんこ鼻だで、叩いても
甲斐
(
かい
)
のねェことだらうけど。」
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
御苦労
(
ごくらう
)
御苦労
(
ごくらう
)
、
真
(
まこと
)
に
御骨折
(
ごほねをり
)
を
懸
(
か
)
けて
誰方
(
どなた
)
にも
相済
(
あひす
)
まん。が、
最
(
も
)
う
御心配
(
ごしんぱい
)
には
及
(
およ
)
ばんのだ。——お
聞
(
き
)
きなさい、
行衛
(
ゆくゑ
)
の
知
(
し
)
れなかつた
家内
(
かない
)
は、
唯今
(
たゞいま
)
其
(
そ
)
の
所在
(
ありか
)
が
分
(
わか
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
済
常用漢字
小6
部首:⽔
11画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相応
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模