“相對”のいろいろな読み方と例文
新字:相対
読み方割合
あひたい66.7%
あひむか33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はまぐりの如き貝殼かいがらは自然に皿形さらがたを成し、且つ相對あひたいする者二枚を合する時ふたと身との部さへそなはるが故に物をたくふる器とするにてきしたり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
には油蝉あぶらぜみあつくなればあつくなるほどひどくぢり/\とりつけるのみで、閑寂しづか村落むらはしたま/\うた※弟きやうだいはかうしてたゞ餘所々々よそ/\しく相對あひたいした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ピエートロと相對あひむかひてアンナの坐するを見よ、彼はいたくよろこびて己がむすめを見、オザンナを歌ひつゝなほ目を放たじ 一三三—一三五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
いま相對あひむかひて
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)