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登
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のぼり
ふりがな文庫
“
登
(
のぼり
)” の例文
彼我等を岩の截られたる處にみちびき、こゝに羽をもてわが額を打ちて後、我に
登
(
のぼり
)
の安らかなるべきことを約せり 九七—九九
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
なぜ午までに着かなくっちゃならないんだか、訳が分らないが、聞いて見る勇気がなかったから、黙って食っついて行った。するとなるほど
登
(
のぼり
)
になって来た。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
幽山に
登
(
のぼる
)
の興は
登
(
のぼり
)
つきたる時にあらず、
荒榛
(
くわうしん
)
を
披
(
ひら
)
き、
峭※
(
せうがく
)
を
陟
(
わた
)
る間にあるなり、栄達は
羨
(
うらや
)
むべきにあらず、栄達を得るに至るまでの
盤紆
(
はんう
)
こそ、まことに
欽
(
きん
)
すべきものなるべし。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
その
傍
(
ほとり
)
には黒衣めが、興に乗じて躍りゐしのみ、余の獣們は腹を満たして、
各自
(
おのおの
)
棲居
(
すみか
)
に帰りしかば、洞には絶えて
守護
(
まもり
)
なし。これより
彼処
(
かしこ
)
へ向ひたまはば、かの間道より
登
(
のぼり
)
たまへ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
上
(
うえ
)
を向いて御覧なさい。あんな高い所へお
登
(
のぼり
)
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
▼ もっと見る
されど
登
(
のぼり
)
の
障礙
(
しやうげ
)
となるもの夜の闇のほかにはあらず、この闇
能力
(
ちから
)
を奪ひて意志をさまたぐ 五五—五七
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
こは天の靈なり、己が光の中にかくれ、我等の請ふを待たずして我等に
登
(
のぼり
)
の道を示す 五五—五七
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
登
常用漢字
小3
部首:⽨
12画
“登”を含む語句
攀登
先登
登米
登楼
登攀
登城
木登
登山
能登守
山登
鰻登
馳登
登用
登校
登樓
登口
滝登
御登城
登々庵武元質
能登
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