“病疾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまい40.0%
びょうしつ20.0%
やまひ20.0%
やみわずらい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御心中お察し申しますが、人間は四百四病の器、病疾(やまい)には誰だって勝たれませぬ、そんなに気を落しなさいますな。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
すなわち周囲が死を促(うな)がす、ゆえに見事に死(し)ぬ。しかし長らく病疾(びょうしつ)にかかりてなお帰るがごとく斃(たお)るるは容易の業ではない。強き人はよく耐える。よく耐える人を強者という。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
御夢想(ごむさう)の藥(くすり)ぢやに……何(なん)の病疾(やまひ)も速(すみや)かに治(なほ)るで、買(か)ひないな……丁(ちやう)ど、來合(きあ)はせたは、あなた樣(さま)お導(みちび)きぢや……仇(あだ)には思(おも)はれますな。
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
形ある、形ない、形ある病疾(やみわずらい)、形ない悪業、罪障、それを滅するこの灸の功力(くりき)ぞに。よって、秘法やぞに。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)