“病疾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまい50.0%
びょうしつ25.0%
やみわずらい25.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御心中お察し申しますが、人間は四百四病の器、病疾やまいには誰だって勝たれませぬ、そんなに気を落しなさいますな。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
時すがら悪き病疾やまいかかれるやらむ、近寄りては面倒、と慈悲心無き男なれば遠くより素通りしつ。まてしばし人を尋ぬる身にしあれば、人の形をなしたる物は、何まれ心をくべきなり。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
すなわち周囲が死をうながす、ゆえに見事にぬ。しかし長らく病疾びょうしつにかかりてなお帰るがごとくたおるるは容易の業ではない。強き人はよく耐える。よく耐える人を強者という。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
形ある、形ない、形ある病疾やみわずらい、形ない悪業、罪障、それを滅するこの灸の功力くりきぞに。よって、秘法やぞに。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)