生懸命しょうけんめい)” の例文
まだくことさえよく出来できないうちから、家計簿かけいぼかみをちぎりとっては、いろいろな音符おんぷを一生懸命しょうけんめいきちらした。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
シートン氏はおさないころから動物が大好だいすきで、動物に関する物語と絵をかくことを一生懸命しょうけんめい勉強しました。
両親は一生懸命しょうけんめいだ。しかし家庭のいいこともわすれてはいけない。いいといっても金持ちではない。三百石のおじいさんは、その後がらにない山仕事をやって失敗してしまった。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
エチエンヌは非常な勇気ゆうきふるい起こします。一生懸命しょうけんめい、足をはやめます。みじかあしせいいっぱいにひろげます。まだその上に、うでります。しかし、なんといっても、ちいさすぎます。
母の話 (新字新仮名) / アナトール・フランス(著)