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状箱
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じようばこ
ふりがな文庫
“
状箱
(
じようばこ
)” の例文
手紙
(
てがみ
)
は
古風
(
こふう
)
な
状箱
(
じようばこ
)
の
中
(
うち
)
にあつた。
其
(
その
)
赤塗
(
あかぬり
)
の
表
(
おもて
)
には
名宛
(
なあて
)
も
何
(
なに
)
も
書
(
か
)
かないで、
真鍮
(
しんちう
)
の
環
(
くわん
)
に
通
(
とほ
)
した
観世撚
(
かんじんより
)
の
封
(
ふう
)
じ
目
(
め
)
に
黒
(
くろ
)
い
墨
(
すみ
)
を着けてあつた。代助は
机
(
つくえ
)
の
上
(
うへ
)
を
一目
(
ひとめ
)
見て、此手紙の
主
(
ぬし
)
は
嫂
(
あによめ
)
だとすぐ
悟
(
さと
)
つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
状
常用漢字
小5
部首:⽝
7画
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
“状”で始まる語句
状
状態
状袋
状況
状筥
状師
状貌
状元
状勢
状差