“名宛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なあて94.7%
めいづゝ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「小野清三様」と子昂流すごうりゅうにかいた名宛なあてを見た時、小野さんは、急に両肱りょうひじに力を入れて、机に持たしたたいねるようにうしろへ引いた。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「旦那さまからなのですよ。」と名宛なあてを見て、彼女は云つた。「これで、お歸りになるかならないかゞ、きつとわかるでせう。」
名宛めいづゝ水兵すいへいつかはすこといたしませう。