トップ
>
爺
>
ちゃん
ふりがな文庫
“
爺
(
ちゃん
)” の例文
お光には「
爺
(
ちゃん
)
もああではなかったが、のうお光ちょう、あの年でのうお光ちょう、それにあの病気でのう、お光ちょう、気にかけなさんなよ、のうお光ちょう」
漁師の娘
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
亥「待ちねえ
爺
(
ちゃん
)
、何か全く文治郎さんがお
前
(
めえ
)
の所へ金を持って来てくれたに
違
(
ちげ
)
えねえか、爺」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
爺
(
ちゃん
)
、あにが
書
(
け
)
えてあるだえ」
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「お光ちょう、
爺
(
ちゃん
)
が居ねえからお客さま方を牛堀までお伴して来う」と母が云った。此れは東京あたりの猟組で、後の山を越えて来たので、
渡
(
わたし
)
を頼むのだと思われる。
漁師の娘
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
亥「
爺
(
ちゃん
)
能く寝ているな、勘忍してくんねえ、
己
(
おら
)
ア
復
(
ま
)
た牢へ
往
(
ゆ
)
くかも知れねえ、業平橋の文治を殺して亥太郎の
面
(
つら
)
を磨くから、
己
(
おれ
)
が牢へ往って不自由だろうが勘忍して呉んねえ」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
亥「
爺
(
ちゃん
)
、
己
(
おら
)
ア了簡があって業平橋の文治郎のどてっ腹を抉って
腹癒
(
はらい
)
せをして来るのだ」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“爺(おじいさん)”の解説
おじいさん(お爺さん/お祖父さん)は、日本語において、直系尊属2親等にあたる男性(祖父)、もしくは高齢の男性を指す一般語として使用される。対義語はおばあさん、または孫息子。
(出典:Wikipedia)
爺
漢検準1級
部首:⽗
13画
“爺”を含む語句
老爺
阿爺
爺様
親爺
父爺
爺々
爺婆
因業爺
爺奴
爺親
狸爺
中爺
山爺
爺樣
好々爺
御爺
国姓爺
花咲爺
爺仁
頑固爺
...