燒米やきごめ)” の例文
新字:焼米
きな燒米やきごめでもべながら田舍ゐなかほんまうといふ祖父おぢいさんのことですから、とうさんが東京とうきやうつてから時々とき/″\してるやうにとひまして
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
つて、おゆうさんのうちからも、つきたての燒米やきごめをよく祖父おぢいさんのところへもらひました。とうさんのおうち祖父おぢいさんはきな燒米やきごめをかみながら、ほんんでたやうな人かとおもひます。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
木曾きそ燒米やきごめといふものはあをいやわらかいいね香氣にほひがします。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)