“熊膽”の読み方と例文
新字:熊胆
読み方割合
くまのゐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大勢おほぜいつてたかり、民子たみこ取縋とりすがるやうにして、介抱かいほうするにも、くすりにも、ありあはせの熊膽くまのゐくらゐそれでもこゝろつうじたか、すこしは落着おちついたから一刻いつこくはやくと、ふたゝ腕車くるまてようとすれば
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)