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煤掃
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すゝはき
ふりがな文庫
“
煤掃
(
すゝはき
)” の例文
吐
(
はい
)
て
遂
(
つひ
)
に其夜の九ツ時に感應院は
淺
(
あさ
)
ましき
最期
(
さいご
)
をこそ
遂
(
とげ
)
たりける名主を始め
種々
(
しゆ/″\
)
詮議
(
せんぎ
)
すれば
煤掃
(
すゝはき
)
の
膳部
(
ぜんぶ
)
より外に何にも
喰
(
たべ
)
ずとの事なり
依
(
よつ
)
て膳部を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
女郎
衆
(
しゅ
)
は
継針
(
つぎはり
)
や二朱金では有りませんから、ピョコ/\畳の間に隠れることはありませんのに、
煤掃
(
すゝはき
)
でも始まったような事をなすっては困ります
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「續いて、三五郎、石松、菊治——井戸替へと
煤掃
(
すゝはき
)
が一ぺんに始まつたやうな騷ぎだ」
銭形平次捕物控:181 頬の疵
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
もし旦那様お願いがございます、
私
(
わし
)
煤掃
(
すゝはき
)
の時に頂戴した御祝儀や、荷主様や出方の者から心附けをもらい貯めて、
皆
(
みんな
)
お預けになって居りやんすが、
彼
(
あ
)
の金子を
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
能く
商人
(
あきんど
)
の
家
(
うち
)
には有りまするが、何の役にも立ちません、
煤掃
(
すゝはき
)
の時に畳を叩くぐらいのもので、仙太郎はこれを見て半棒を
下
(
おろ
)
して片手に提げ、
抜足
(
ぬきあし
)
して、そッと梯子を
下
(
お
)
りて縁側伝いに来ると
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
煤
漢検準1級
部首:⽕
13画
掃
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“煤”で始まる語句
煤
煤煙
煤烟
煤色
煤竹
煤払
煤拂
煤黒
煤臭
煤埃